2016/03/23

Hongoh Guitars 工房探訪

久しぶりのBlog更新。
ご覧頂いている皆様、大変申し訳ございません。。
その代わりといってはなんですが、今回は長編です。(笑)

先週3/15(火)、当店でも人気の個人製作家・本郷道太氏の工房にお邪魔して参りました!
以前はライフワークと化していた工房訪問ですが(笑)http://nofofon.com/category/koubou-repo/
今回久しぶりのご訪問。
はやる気持ちを抑えつつ一路、静岡県浜松市へ。

こちらが本郷 道太氏。

元々はピアノの製作・修理に携わっておられ、
2002年、長野市の製作家・茶位 幸秀氏にクラシックギター製作を師事、
2003年から独立し、浜松に工房を構えられました。

クラシックギターの製作を中心とされておられましたが、
教本等も出版されているウクレレ講師・棟居 淳氏の依頼によりウクレレの製作を開始。
出版されている教本の表紙には本郷氏のウクレレが使用されています。
2012年のハンドクラフトフェスでお会いしたのをきっかけに、
PoePoeでもお取り扱いをスタート。
軽快ながらも芯のあるバランス良い音色、
完璧な弦高調整による弾きやすさ、そして誰もが驚く豊かな音量。
言うまでもなく当店でも人気のウクレレとなっており、
多くの演奏家の支持を集めています。


Hongoh Concert Longneck 407CS No.54
http://poepoejapan.com/shopping/item/ukulele-jp/hongoh/7746/




工房内も早速案内して頂きました。
大きな機械も使用されるようですが、鑿や鉋などを多数使用されているのが印象的でした。
その一つ一つにとても愛着があり、
工具のお話をされている本郷さんの嬉しそうな表情もまた印象に残っています。






製作途中のウクレレも。こちらは5月のハンドクラフトフェスに出展予定とのことです。
完成が待ち遠しいですね。

初採用のマンゴーボディ。
クラシックな本郷氏のデザインシェイプに、マンゴー独特の杢のコンビが非常に新鮮でした。
サイドのポジションマークも小さめのタイプを使用するなど、氏の拘りが垣間見えます。
製作を待つ木材も豊富にストック。上質なジャーマンスプルースなどもストックされています。
オータサンの名盤・Legendary Ukuleleとの出会いが
ウクレレ製作にのめり込むきっかけに。
余談ですがこのCD、本当に多くのプレイヤー・製作家の方から
「ウクレレの考えが変わったきっかけ」になっていることが多いです。
まだお聞きになられていない方は是非。


本郷氏のウクレレはとにかく軽い。持って頂けばその軽さに驚くはずです。
女性の方でも抱えやすく、長時間の演奏にもストレスを軽減されることでしょう。

サドルでのオクターブ調整、弦の太さを考慮し1.4弦にはナイロン、2.3弦にはフロロカーボン弦を使用するなど、正確なピッチに対する拘りも。

そして本郷氏の全てのウクレレにも共通する、豊かな音量。
どのポジションでもバランス良く、粒立ちの良い音色はソロプレイ・ストラミングのどちらにも最適です。


「世界中どこへ出しても恥ずかしくない楽器を製作したい」

そう話す本郷氏。
今回じっくりとお話を伺うことができ、本郷ウクレレの魅力を再確認できました。

これからも素晴らしい作品を期待しております。
お忙しいところ、本当にありがとうございました!!

もちろん当店ショップオーダーもお願いして参りましたよ~
ハワイアンコア×インディアンローズのコンサートサイズとなっております。
秋頃には入荷を予定しておりますので、こちらもお楽しみにどうぞっ


本郷ウクレレは東京店、そして名古屋店でもお取り扱い中です。
是非店頭にてお試し下さいませ!
皆様のご来店をお待ちいたしております。

PoePoe オンラインショップにも掲載中です!
http://poepoejapan.com/shopping/category/item/ukulele-jp/hongoh/


Hongoh Guitars HP
http://www2.odn.ne.jp/hongoh-guitar/index.htm


そして本郷氏も出展するハンドクラフトギターフェスの詳細はこちら!
http://handcraftguitar.jp/



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